大学院

1. 社会人の私が働きながら大学院に行ってみようと思った理由

asakeno

\この記事はこんな人にオススメ!!/

自分のキャリアを模索している
キャリアを考える上で大学院進学を1つの選択肢として考えてもいいかなと思っている
働きながら大学院に通っている人はどういった経緯で行くことを決めたのか知りたい


「自分のキャリアのために行動したいけど、
何をしていいかわからない」
「働きながら大学院へ行っている人がいるけど、
なんで通おうと思ったんだろう?」

など気になることがあっても、
周りに聞ける人がいないなんてことはありませんか?

私は2021年の4月から社会人として働きながら、
公共政策系の大学院へ行っていました。
大学院への進学を考えてから
実際に大学院へ通うまでに数年かかっています。

この記事では
なぜ大学院への進学を考えたのかや、
大学院へ通ってみようと決断した
背景について記載しています。


この記事が
皆さんのキャリアや大学院進学について
考える参考になったら幸いです。

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学生時代の私

元々理系大学出身ということで、
学生時代に大学院進学自体は考えたことがありました。
しかし、私の通っていた大学では
大学院の推薦を確保したまま、
就職活動することはできませんでした。

正直大学院試験を受験し、
突破できる自信はなかったので
そのまま就職することにしました。

就活が終わってから卒論に向けて研究をしているうちに
だんだん研究が楽しくなりました。
私の中で院に行って研究を続けたかったと
後悔が残ったまま、社会人になりました。

あさけの
あさけの

院への進学はお金もかかるし、当時は結構悩みました。
大学院での研究のイメージも掴めないまま、
就職活動をしなければならなかったのは辛かったです。

社会人になってから

社会人1年目での検討(1回目)

私はこの記事を書いている時、
おそらく社会人6年目?になっていると思うのですが、
実は社会人1年目でも大学院へ進学することを一度考えています。

そのときは入社前と後のギャップがひどい状態でした。

ギャップその1:入社前の希望との乖離
元々希望していたエンジニア系の職種に就くことができなかった

ギャップその2:自分のキャリア志向と真逆のキャリアになりそうだった
仕事から得られる経験や知識が、
社内では通用する(=会社内の労働市場では価値が高い)ものの、
会社の外を出た途端に価値が低くなってしまう
(=社会全体の労働市場ではあまり価値が高くない)傾向が強かった

→手に職をつけたい、
自分の専門性を持ってどんな場所でも生きていくことが
できるようにキャリアを形成していきたい
と考えていた私にとっては
かなりギャップを感じる結果になってしまった


このような背景から目の前の現実に絶望した私は、
社会人生活をやり直すために
社会人として働きながら
大学院への進学することを検討しましたが、
結果として断念しました。

当時大学院進学を断念した理由
  • 学費を考えて働きながら通いたかったが、
    行きたい大学院が見つからなかった
  • 通うにしても郊外勤務&残業が多くて時間的に難しい
  • 会社を辞めて卒業した大学の院へ進学したとしても、
    卒業後のイメージが思い浮かばなかった
    (社会人になってから自分がエンジニアに向いてない
    と感じることが多かった)
  • 技術経営など技術に関わる分野も検討したが、
    そこまで興味を持てなかった(志望理由が見つからなかった)

あさけの
あさけの

やりたいことがあるから進学するというよりも
現実逃避に近かったです。

明確な目的がなかったので、
志望理由の作成など大学院進学の準備もできませんでした


社会人6年目での検討(2回目)


1回目に大学院進学を検討してから数年経ったのち、
私は入社してすぐに配属された職場から、
本社に異動となりました。

本社では入社してすぐに配属された職場で扱う仕事とは、
全く別の分野の仕事をしています。
(異動前の仕事の経験が今の仕事に活きる場面は多いです)

ありがたいことに周りにも恵まれ、働いている中で
30歳を目前に自分のキャリアはこのままでいいのか、
と漠然と思うことが増えてきました。

あさけの
あさけの

会社から与えられる仕事をこなしているから
社会人として成長はしているだろうけれど、
このままのスピードでいいのだろうか?

正直女性の場合は、
結婚などのライフキャリアを考えたときに
仕事でのキャリアが停滞する時期が来るだろうから
何かしておかないとという気持ちになっていました

キャリアについては転職してみる・異動してみるなど、
色々やりようがあるとは思うのです
あえて転職という選択肢は選びませんでした。

当時転職を選ばなかった理由
  • 自分の居場所を変えるには
    もう少し色々考える時間を設けてもいいのではと思った
  • 周りの人と折り合いが悪いなどの
    ネガティブな要素があるわけではない
  • 仕事のレベル(質)を高めたい = ??
    自分がどうなりたいのかわからなかった

もちろん私も人間なので、
今以上にお給料欲しい!という気持ちはめっちゃありました(笑)

焦って転職してもあんまりお給料も上がらず、
待遇が変わらなさそうなのと、
転職しても、実際職場に行ってみないと
雰囲気もわからないということで、
今回はメリットとデメリットを天秤にかけて考えました。

大学院に行ったからといって、
キャリアに大きな変化が起きるわけではないと思います。

だとしても、
自分自身がどうすればいいのかをもう少し明確化したかった
❷企業では実務的なところばかり扱っているので

自分の仕事で扱ってる分野について学術的なところから考えてみたい
と思い、
大学院に行ってみようとかなと入学に向けて調べるようになりました。

とある本との出会い

大学院に行ってみようと思いつつも、
お金もかかることなのでまだ気持ちに迷いがありました。

そんな時、立教大学の中原淳先生が書かれた
働く大人のための「学び」の教科書という本に出会いました。

当時何か学びたいと思っていた私ですが、
どうやって学びを深めていけば良いのか、
本当に大学院に行くという選択肢は正解なのか
学び方自体がよくわからず、
自分の判断に自信がありませんでした。

中原先生はこの本の中で
「大人の学び」には
3つの原理原則があり、
7つの行動があると説明しています。

その説明の中で以下のことが述べられており、
私は大学院へ行くことを決意しました。

著書の中で記載されていたことで当時の私に刺さったこと
  • 何から始めればいいのかを考える時、「知的好奇心を感じること」「興味関心のあること」にチャレンジした方が結果として、長続きするし、キャリアにつながる
  • 大人にとて必要なのは、まず、動くこと

あさけの
あさけの

自分のキャリアの方向性をはっきりさせたい
とりあえず行ってみようの精神で決めました

まとめ

大学院へ行ってみよう!と思い立った私は、
大学院についてインターネットや雑誌などで
調べることとしました。

その結果、大学院に行くといっても
色々な通い方があることを知りました。

次回は大学院へどういった形で通うのか、
そのために準備したことやスケジュールなどを紹介します。

色々調べて、まずは科目等履修生として通うことを決めた時の記事
2. 社会人が科目等履修生として大学院へ通うまでにしたこと
2. 社会人が科目等履修生として大学院へ通うまでにしたこと
科目等履修生から正規学生として進学することを決めた時の記事
4. 社会人が本格的に大学院進学を決めた理由と入試準備について
4. 社会人が本格的に大学院進学を決めた理由と入試準備について

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ABOUT ME
あさけの
あさけの
人生100年時代を生き抜きたいアラサーOL
エンジニアを目指して日系メーカーに就職するものの、全く異なる職種へ配属となり、
入社早々キャリアについて考えるようになった会社員。

現在は本社で働いています。 常にキャリアを模索中。
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